広域避難地基本構想

広域避難地基本構想

平時において排泄物は、トイレを通して下水道に運ばれて適切に処理され、臭気や害虫の発生・侵入を抑えることができます。

ひとたび災害が発生し、水洗トイレが機能しなくなると、排泄物の処理が滞り排泄物による細菌で感染症や害虫の発生が引き起こされます。また、避難所等においては、被災者がトイレが不衛生であるために不快な思いを抱き、使用をためらい排泄を我慢することで、水分や食品摂取を控えることにもつながり、栄養状態の悪化や脱水症状、静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)等の健康障害を引き起こすおそれが生じます。

災害発生直後におけるインフラ整備の早期復旧は大変困難であり、事前に避難地における自己処理型水洗トイレを整備する事により「災害時も安全・安心」という新たな価値感を創出させることができます。

広域避難地基本構想

アクアメイク 循環型水洗トイレシステム

水源不要。汚水放流不要。トイレ使用水を特殊技術で有効に再利用。
環境保全、資源節約そして災害対策に大きな効果をもたらします。

防災 環境 節水
汚水の放流がなく環境汚染の心配がありません。CO² 排出量も削減するとともに限りある資源を大切にしています。
トイレ使用水を循環再利用して水資源を有効に活用。上下水道に関わる経済削減を図ります。
アクアメイクシステムの特長

アクアメイクシステムの特長

  • 上下水道不要! 完全循環タイプ
  • 使用量10,000人/日規模 大型物件施工中(中華人民共和国浙江省住宅団地)
  • 永和特許技術で浄化機能の劣化を低減
  • 日本や海外で多数設置
  • 関係省庁の実証・認定事業、登録装置

アクアメイクシステム災害対策へ

上下水道1万人の水洗トイレ 災害対策
 災害対策

もしもの時、普段通りに水洗トイレが使用できる。
安心と価値を高めます。

大規模地震発生時や渇水対策の給水制限時に威力を発揮します。上下水道を使用しないので、いつでも通常通りにトイレを使用することができます。
※手洗い水には使用できません。

  • 水道の復旧に関わらず、水洗トイレが利用できて衛生的です。
  • 災害時において、お年寄りや子どものトイレに対するストレスを低減します。
  • 高機能な防災拠点として、物件価値やイメージが高まります。

アクアメイク 設置事例

さまざまな施設で効果的に環境保全・災害対策を実現します。

現代社会では地球環境を保全すること、災害対策を講じることの必要性は高まっています。
社会的責任を果たし、企業イメージを高める、コスト削減を実現するために効果的な装置です。

三原バイパス 管理事務所

下水道区域内での設置事例

設置概要

処理能力
3.0㎥/日
設置日
2002年1月
発注者

国土交通省中国地方整備局
福山河川国道事務所

道の駅 「高千穂」

使用量変動が大きい施設での設置事例

設置概要

処理能力
15.0㎥/日
設置日
2002年11月
発注者

国土交通省九州地方整備局
延岡工事事務所

筑後広域公園 体育館

防災避難所としての設置事例

設置概要

処理能力
40.0㎥/日
設置日
2005年10月
発注者

福岡県

雨水貯留浄化

雨水貯留浄化システム ライブアクアス

雨水貯留浄化システム ライブアクアス

Level Ⅰ

雨水や河川水等を、炭素やゼオライト・カキ殻等の廃棄物を有効利用して一次処理を行い、比較的清浄な水を造り出します。普段は噴水や植木の散水等に使い、非常時に防火用の水源として活用すると共に、必要量を飲料水の原水として提供いたします。

Level Ⅱ

ライブアクアスLevelⅠで得た水を、膜処理により雑菌等を除去し、飲料水を造り出します。

ライブアクアスは、水の確保に「P C 雨水貯溜槽アグア」を採用し、非常用発電設備や飲料水浄化プラント等の施設と一体化した、雨水貯留浄化システムです。
「P C 雨水貯溜槽アグア」は、(財)土木研究センター・技術審査証明( 技審証 第12 25号)を取得しており、構造体・機能・施工特性を確認済みです。

  • 設計・施工の管理費を削減!
  • 漏洩のない安定品質の処理槽!
  • 大幅な工期短縮可能!

防災拠点小規模造水に最適のMFろ過器

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